外貨貯金が注目されている

外貨貯金をする人が増えているようですが、外貨貯金とは簡単に言えば、ドルやユーロ、ポンドなど海外の通貨を貯金することです。
何故今、外貨貯金が注目されているかと言えば、一重に日本の銀行金利の低さが影響し、日本で1年間の定期預金をしたとしても0.25%程度の金利しかつきませんが、外貨貯金に目を向けてみると20%などという金利まであるのですから、人気が上がるのも分かります。
外貨貯金は、金利だけを見ればとても魅力的な商品ですが、為替の変動によっては元本割れする恐れがあるなどデメリットもあります。
現在の日本は非常に金利が低いですので、外貨貯金は有利であるといえますが、キャンペーンなどおいしい話にだけ目を奪われることなく、リスクについても念頭においておくことが必要です。
外貨貯金と聞きますと、まっさきに出てくるのはアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドですが、こうした国々は金利が非常に高いことから外貨貯金をしている人に好まれています。
ただ、日本の低金利もいつまで続くのかは分かりませんし、日本の預貯金におけるメリットなどもありますから、簡単に金利のことだけで外貨貯金に大金を預けてしまうのは危険が伴います。

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外貨貯金は手数料がかかる

外貨貯金と一言でいっても海外の通貨には様々なものがあり、通常、外貨貯金といって思い出すのはアメリカドル、ニュージーランドドル、オーストラリアドルではないでしょうか。
外貨貯金の中でもアメリカドルが人気な理由としては、テレビや新聞などでも目にかかることが多いですし、やはり親しみやすいというのが1番の理由で、又、ニュージーランドドルは外貨貯金の中でも、金利が高いことで有名です。
ニュージーランドやオーストラリアは今非常に景気が良いですので、金利も高くなっていますが、好景気というものはいつまでも続くものともいいきれないのが実情です。
何か大きな出来事があれば、金利が大きく変わることもあるのが現実問題としてありますから、外貨貯金をする際は常にリスクについても考えなくてはいけないのです。
更に注意しなくてはいけないのは、外貨貯金は高い金利にばかり目がくらみがちですが、銀行に行って1ドルを購入するのに1円の手数料がかかるのはご存知ですか?
これは為替手数料というものですが、外貨貯金したお金を日本円に両替するときにも手数料がかかります。
つまり、日本円から外貨を購入するときも、外貨を日本円に換えるときも手数料がかかるのが、外貨貯金のデメリットの1つでもあります。

外貨貯金の確定申告

外貨貯金をする際に税金と確定申告についての知識を合わせもつことも大切で、外貨貯金の利息には国税が15%、地方税が5%の合わせて20%の源泉分離課税が適用されます。
これは、外貨貯金だけではなく日本の銀行の場合も当てはまりますが、特に申告などしなくてもお金を受け取る際に所得税として税金が取られてしまうということです。
外貨貯金の場合、障害者の方に対しても利子非課税制度は適用されないので注意が必要で、
外貨貯金の為替差益は雑所得とみなされ確定申告の際に総合課税の対象となります。
外貨貯金と確定申告の関係ですが、サラリーマンなどの給与所得者で年収が2000万円以下の場合で、外貨貯金の為替差益を含む給与以外の所得が年間20万円以下の場合は、特に確定申告の際に申告をする必要はありません。
外貨貯金で利益が出た場合は、翌年の確定申告で申告をする義務がありますが、上記のように申告をしなくても良い場合もあり、外貨貯金で為替差損が出た場合は、外貨貯金以外でプラスとなる雑所得があればそのプラスとなった雑所得から控除することが出来ます。

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